Quantum Computing Inc. (QCi) は、インディアナ州ハモンドにある Digital Crossroad データセンターに、同社の Dirac-3 量子最適化マシンを設置しました。この導入は、Dirac-3 が商用データセンターに設置される初の事例となり、現在は Quantum Corridor ネットワークに統合されています。このマシンは、ネットワークの既存のサブスクリプションおよびサービスフレームワークを通じて、機関投資家および商業クライアントが利用可能です。この設置により、ハードウェアは実験室環境から、シカゴおよびインディアナ州北西部の地域にサービスを提供する機能的なITエコシステムへと移行します。
Dirac-3 は、薄膜ニオブ酸リチウム (TFLN) と集積フォトニクスを利用した量子光学ベースのシステムです。このハードウェアは、室温で低消費電力で動作するように設計されており、極低温冷却を必要とする超伝導アーキテクチャとは一線を画しています。マシンへの接続は、10G 商用リンクを介した 東芝の量子鍵配送 (QKD) 技術によって保護されています。基盤となる Quantum Corridor インフラストラクチャは、40 テラビット/秒 (Tbps) のバックボーン容量と 0.274 ミリ秒の往復遅延をサポートし、イリノイ州とインディアナ州のデータセンターおよび研究ハブを接続します。
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