QuantWare(クオンツウェア)は、超伝導量子プロセッシングユニット(QPU)の開発企業であり、1億7800万ドル(約267億円相当)のシリーズB資金調達ラウンドを発表しました。これは、産業用量子プロセッサ専業企業として過去最大のプライベートラウンドでの調達額となります。この資金は、同社の「VIO」モジュラーアーキテクチャの生産加速と、量産施設「KiloFab」の建設に充てられます。今回のラウンドには、Intel Capital(インテルキャピタル)、In-Q-Tel (IQT)(インキューテル)、ETF Partners(ETFパートナーズ)といった主要な戦略的投資家やベンチャーキャピタルが参加し、既存投資家のFORWARD.one(フォワードワン)やInvest-NL Deep Tech Fund(インベストNLディープテックファンド)も引き続き支援しました。
今回の発表の中心となるのは、最大10,000個の量子ビットをサポートするように設計されたVIO-40K™アーキテクチャです。これは、現在の商用最先端技術と比較して100倍の増加となります。成長に伴い収率が低下するモノリシックなチップ設計とは異なり、QuantWareのVIO技術はモジュラーでオープンなアーキテクチャアプローチを採用しています。「チップレット」パッケージングと高度な3D統合に注力することで、QuantWareはこれまで超伝導回路を悩ませてきたルーティングと相互接続の課題を解決することを目指しています。このモジュラー性により、同社はサードパーティ製の量子ビット設計を独自のバックプレーンに統合することが可能になります。
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