QTセンス、ナノダイヤモンドベースの細胞センシングプラットフォーム開発のため400万ユーロ(約6億7千万円相当)を調達




QTセンス(オランダ、フローニンゲン)は、生きた細胞内のリアルタイム生化学分析を目的とした量子センシングプラットフォーム「Quantum Nuova」の開発を加速するため、400万ユーロ(約6億7千万円相当)の資金調達を発表しました。この資金調達は、コットンウッド・テクノロジー・ファンドが主導した300万ユーロ(約5億5百万円相当)のシードラウンドに、QDNL Participationsが参加し、さらに60万ユーロ(約1億5百万円相当)のONCO-Q助成金と、40万ユーロ(約6700万円相当)のQuantum Forward Challengeからの資金が加わったものです。この資金は、現在のプロトタイプを創薬開発および臨床研究向けの展開可能な発見プラットフォームへと移行させるために充てられます。

Quantum Nuovaプラットフォームは、蛍光ナノダイヤモンド量子センサーを利用して、単一細胞レベルで酸化ストレス、代謝シフト、フリーラジカルの動態を監視します。従来の空間生物学的手法が固定された、あるいは生きていない組織サンプルを必要とするのに対し、この技術はナノダイヤモンドの磁気測定および共焦点顕微鏡の特性を活用し、その場で生化学的活動を追跡します。これにより、研究者は細胞環境を破壊することなく、個々の細胞が外部ストレスや医薬品化合物にどのように反応するかを観察できます。

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