マイクロソフトは、測定ベース量子コンピューティング(MBQC)の開発を推進するための競争的研究イニシアチブである「2026年量子開拓者プログラム(QuaPP)」の募集を開始しました。量子ハードウェア担当テクニカルフェロー兼VPのChetan Nayak博士が統括するこのプログラムは、理論的なトポロジカル物理学と実用的な耐故障性ハードウェアとの間のギャップを埋めることを目指しています。マイクロソフトは特に、エンタングルしたリソース状態に対する適応的測定を活用することで、制御システムを簡素化し、情報が物質のグローバルな特性にエンコードされ、固有のエラー耐性を提供するトポロジカル量子ビットの堅牢性を向上させることに注力しています。
本プログラムでは、最大5件の研究提案を選出し、各提案は最大20万米ドル(約3,000万円相当)の寄付金として授与されます。プログラムは12ヶ月間の期間で構成され、資金提供は2026年8月に開始される予定です。このイニシアチブは、マイクロソフトの社内ロードマップに沿ったスケーラブルで耐故障性のあるアーキテクチャの「発見から展開まで」のエコシステムを育成するという、より広範な戦略の一環です。
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