コーネル大学とIBM主導の共同研究、フィボナッチ・エニオンの編み上げによるトポロジカル量子ゲートを実証


IBMコーネル大学ハーバード大学ワイズマン科学研究所の研究者を含む国際的な共同研究チームが、Nature Communicationsに研究論文を発表しました。この研究は、「ストリングネット凝縮の実現:ユニバーサルゲートと彩色多項式サンプリングのためのフィボナッチ・エニオンの編み上げ」と題され、エラー耐性のあるユニバーサル量子ゲートの実装と、トポロジカル量子コンピュータの複雑な問題への応用に着目しています。これには、2次元空間におけるエキゾチックな準粒子であるフィボナッチ・ストリングネット凝縮(Fib SNC)エニオンを編み上げることによって情報をエンコードした最初の事例が含まれます。

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