ボーイングとHRL、宇宙対応の量子もつれスワッピング実証用サブアセンブリの検証に成功


Q4S衛星に搭載されたもつれスワッピング装置のレンダリング図。提供:ボーイング

HRL研究所ボーイングは、ボーイングのQ4S衛星ミッション用の完全統合量子通信サブアセンブリの構築と検証を完了しました。このミッションは、軌道上での4光子量子もつれスワッピングの実証を目的としています。このサブアセンブリには、光学基板、制御電子機器、そして熱機械式パッケージが、15kgの宇宙仕様ペイロードに収められています。ボーイングのエルセグンド宇宙シミュレーション研究所において、エンドツーエンドのソフトウェア検証と環境試験に合格しました。検証済みのシステムは、現在製造中の軌道上ペイロードの地上ツインとして機能します。

ここから先は

551字

有料会員になれば全ての記事を読むことができます。