ロッキード・マーティン社ら、DIUのTQSプログラムの下、量子航法システム開発の契約を獲得


ロッキード・マーティン社は、Q-CTRL社およびAOSense社と共同で、米国国防総省イノベーションユニット(DIU)から、量子技術を用いた慣性航法システム(INS)のプロトタイプ開発契約を受注しました。QuINSと呼ばれるこのシステムは、GPSに依存せずに正確な航法と測位を提供する量子センシング技術を使用しています。この取り組みは、DIUのより広範な量子センシング移行(TQS)プログラムの一環であり、慣性センサー、重力計、磁気異常検出、磁気航法、コンポーネント開発という5つの重要な分野における量子センサーの軍事利用を実証することを目的としています。

ここから先は

951字

有料会員になれば全ての記事を読むことができます。