SEALSQ、ポスト量子暗号化半導体技術の進展に向けて総額6000万ドル(約90億円)の資金調達を実施


SEALSQ Corp (NASDAQ: LAES) は、半導体とポスト量子技術のリーダー企業として、複数の登録直接公募を通じて総額6000万ドル(約90億円)を調達しました。これには、2024年12月12日に報告された1000万ドル(約15億円)の公募と、その後の公募を通じて調達された追加の5000万ドル(約75億円)が含まれます。この資金は、米国におけるポスト量子半導体技術とASIC機能の展開を加速し、一般的な企業目的をサポートします。

追加公募の最初のものは、2024年12月16日に発表され、NASDAQのルールに基づく市場価格以上の価格設定が強調され、1株あたり1.90ドル(約285円)の公募価格が設定されました。SEALSQは機関投資家と証券購入契約を締結し、Maxim Group LLCが唯一のプレースメントエージェントを務めました。当初、慣習的な条件に従って、12月17日に完了する予定でした。

12月17日、SEALSQは価格設定の詳細を繰り返し、予想される完了日を12月19日に調整し、公募に関する追加の明確さを提供しました。これらの更新により、SECに提出された有効な棚登録届出書フォームF-3に基づいて実施された条件に関する透明性が確保されました。

12月19日までに、SEALSQは公募の完了を成功裏に確認し、調達総額を6000万ドル(約90億円)に引き上げました。カルロス・モレイラCEOは、この資金が同社の量子技術ロードマップ、特にポスト量子チップの開発と発売を推進する役割に自信を表明しました。

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