量子コンピュータ開発企業であるIQM Quantum Computersと特別買収目的会社(SPAC)のReal Asset Acquisition Corp.(Nasdaq: RAAQ)は、両社が提出したForm F-4登録届出書が米証券取引委員会(SEC)によって有効化されたことを発表しました。この規制上の節目により、IQMは公開企業への移行への道が開かれ、主要な米国証券取引所に上場する初の欧州量子コンピューティング企業となる見込みです。この企業結合は最終的な株主投票に向けて進んでおり、合併後の会社は指定されたティッカーシンボルIQMXでNasdaqグローバル市場で米国預託株式を取引する予定です。
株主総会のスケジュールと資本構成
SECの承認後、RAAQは2026年6月25日に臨時株主総会を招集しました。この総会では、2026年6月3日時点の株主が、提案されている企業結合について投票を行います。両社は最近、フィンランドの年金保険会社Ilmarinenなどの機関投資家が主導する、1億4,600万ドル(約2,190万円相当)を超えるプライベート・インベストメント・イン・パブリック・エクイティ(PIPE)の資本コミットメントを増額することで、財務基盤を拡大しました。この仕組みと、RAAQの信託口座にある約1億7,500万ドル(約2,625万円相当)、そしてIQMの既存の貸借対照表資産を合わせることで、合併後のキャッシュランウェイは最大4億6,500万ドル(約6,975万円相当)となります。企業結合が成功裏に実行された後、新しく公開される企業は、同じティッカーシンボルIQMXでNasdaqヘルシンキ取引所への二次的な重複上場も申請する予定です。
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