Q.ANT、米国進出を発表、元IBM幹部をCTOに招聘


Q.ANTは、シュトゥットガルトに拠点を置くフォトニックコンピューティングハードウェアの開発企業で、米国テキサス州オースティンに米国本社を開設したことを発表しました。同社は、北米事業とグローバルな技術戦略を統括するため、半導体業界のベテランであるブルーノ・スプルース氏を最高技術責任者(CTO)に任命しました。スプルース氏は、高性能コンピューティングアーキテクチャを統括するIBMのパワープロセッサ開発担当副社長を務めた後、Q.ANTに入社しました。

今回の米国進出は、米国のハイパースケーラーやデータセンターに対し、シリコンベースのアクセラレータに代わるエネルギー効率の高い選択肢を提供することを目的としています。Q.ANTの技術は、薄膜ニオブ酸リチウム(TFLN)プラットフォーム上に構築されたネイティブ・プロセッシング・ユニット(NPU)を利用しています。光学ドメインで直接数学演算を実行することで、同社のプロセッサは、特定のAIおよび高性能コンピューティング(HPC)ワークロードにおいて、従来のトランジスタと比較して最大30倍のエネルギー効率と50倍のパフォーマンスを達成できると報告されています。

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