IonQとメリーランド大学、量子ネットワーク推進のためQLabパートナーシップを拡大


IonQ(ニューヨーク証券取引所:IONQ)メリーランド大学(UMD)は、国立量子研究所(QLab)を通じたパートナーシップを750万ドル(約11億2500万円相当)で拡大することを発表しました。メリーランド州の「キャピタル・オブ・クオンタム・イニシアチブ」の支援を受けたこの複数年にわたる合意は、2024年に初めて確立された戦略的協力関係を基盤としています。今回の拡大は、先進的なハードウェアへのアクセスを加速し、人材育成を促進することで、量子情報科学と商業化における同地域を主要なハブとしての地位を強化することを目的としています。

新しい合意の中心的な要素は、IonQ初のシリコンバカンシー(SiV)ベースの量子メモリノードの展開です。このハードウェアは、UMDの研究者がIonQの相互接続プラットフォーム上で直接、新しいネットワークアプリケーションを開発・テストするためのテストベッドとして機能します。このインフラは、大西洋中部地域量子インターネット(MARQI)ネットワークのような既存の地域的な取り組みを補完することを意図しています。業界をリードするメモリシステムと学術研究を統合することで、このパートナーシップは、基礎物理学と次世代量子通信の商業化との間のギャップを埋めることを目指しています。

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