ディアセンス、量子ダイヤモンド顕微鏡の産業化へ130万ユーロ(約2億円)の資金調達


ディアセンスは、コペンハーゲンを拠点とする量子スタートアップ企業で、ベンチャーハウス8期生として、バイオイノベーションインスティテュート(BII)から追加で130万ユーロ(約2億円)の資金調達に成功しました。今回の資金注入により、同社は初期シード段階に続くBIIからの総支援額を180万ユーロ(約2億7千万円)に伸ばしました。この資金は、ディアセンスの量子センシング技術を研究段階から、グローバルな半導体産業向けの展開可能な産業ツールへと移行させることを加速させるために充てられます。

同社は、次世代半導体製造のためのリアルタイム診断とプロセス洞察を提供する量子ダイヤモンド磁気顕微鏡の産業化を進めています。ダイヤモンド中の窒素空孔(NV)センターの量子特性を利用することで、このプラットフォームは、微細な解像度と極めて高い感度で、非接触型のチップ故障解析を可能にします。この技術的アプローチにより、製造業者は、従来の走査型電子顕微鏡や古典的な誘導プローブでは見えない複雑な故障メカニズムや電磁異常を発見することができます。

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