マイクロソフト、デンマークに世界最大の量子ラボを開設し、トポロジカル量子ビットの製造を推進


マイクロソフトは、デンマークのリングビーにある量子施設の拡張を発表し、同社にとって世界最大の量子拠点を設立しました。デンマークの量子インフラへの総投資額は、10億デンマーククローネ(1億5600万ドル(約234億円相当))を超えました。この施設は、スケーラブルで耐障害性のある量子コンピューティング技術の開発を加速させることに特化しています。

この新しい最先端ラボは、マイクロソフトの「マヨラナ1」量子プロセッシングユニットの中核をなすトポロジカル量子ビットの開発を推進します。拡張により、トポロジカル量子ビットの反復をより迅速かつ高い歩留まりで行うために必要なクリーンルーム容量、計測機器、およびプロセス制御が提供されます。重要なことに、拡張された容量により、デンマークでマヨラナチップコアの完全な製造が可能になります。

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