オリエントム、2030年までに量子金融ミドルウェアプラットフォーム構築を目指す


量子金融アルゴリズムの開発企業であるオリエントムは、2030年までに全ての量子金融アルゴリズムを搭載したミドルウェアプラットフォームを開発する計画を発表しました。この発表は、AI Festa Quantum 3.0 フォーラムで行われ、デリバティブの価格決定やリスク管理における従来のモデルの計算上の限界に対処する戦略を概説しています。

同社は、複雑な金融問題に取り組むために、ハイブリッド量子-古典アプローチを開発しています。このプラットフォームは、クラウドハブサービスとして、ユーザーが量子計算モジュールを様々な金融商品に適用するためのインターフェースを提供します。オリエントムは現在、国民銀行および延世大学校と共同で、デリバティブ評価に関する国家プロジェクトに取り組んでおり、商業金融環境で利用できるアルゴリズムの開発を目指しています。

ここから先は

331字

有料会員になれば全ての記事を読むことができます。