コネチカット州は、QuantumCT(UConnとイェール大学が共同で主導する州全体のイニシアチブ)に1000万ドル(15億円相当)の投資を発表しました。この資金は、ニューヘイブンにおける州の新しい「イノベーション・クラスター」のための5050万ドル(75.75億円相当)規模のより大きなイニシアチブの一部であり、QuantumCTへの助成金は、特に量子コンピューティング・インフラストラクチャとテストベッドの展開を目的としています。
QuantumCTイニシアチブは、米国科学財団(NSF)の地域イノベーション・エンジン・プログラムの最終選考にも残っており、最大1億6000万ドル(240億円相当)の連邦資金が提供される可能性があります。このイニシアチブは、学術パートナーの専門知識を活用して、量子関連の雇用、研究、製品のための全国的なハブを構築することを目指しています。イェール大学の量子関連技術への関与は20年以上前に遡り、同大学は超伝導量子ビットの開発に関する研究を行ってきました。今回の州からの新たな資金は、このハブを支援し、量子研究の商業応用への転換を加速させるのに役立ちます。
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