クアントロロックスとC-DACが国産量子ソフトウェアスタックと極低温エレクトロニクスを共同開発


クアントロロックス(量子プロセッサの自動チューニングおよび特性評価用ソフトウェアのプロバイダー)と、インドの研究開発機関である先端コンピューティング開発センター(C-DAC)は、意向書(LoI)に署名しました。このLoIは、インドにおける量子コンピューティングの研究開発を追求する政府の研究機関や学術機関を支援するために、量子コンピューティング技術の共同開発を検討する協力関係を確立するものです。

このパートナーシップは、国産量子ソフトウェアスタックの共同開発と、さまざまな量子コンピューティングプラットフォームのチューニングおよび特性評価のためのツールの高度化を目的としています。クアントロロックスは、自動量子プロセッサの特性評価およびチューンナップのためのQuantum EDGEソフトウェアを専門としており、25分以内に2量子ビットゲートを作成できることで知られています。C-DACは、ハイブリッドHPC量子ミッションの一環として、量子プロセッシングユニット(QPU)、極低温エレクトロニクス、および制御ハードウェアの国産開発を含む、国家的に重要な量子プロジェクトに取り組んでいます。

ここから先は

415字

有料会員になれば全ての記事を読むことができます。