D-Waveの調査で、量子最適化投資から10倍から20倍のROI(投資収益率)が期待できると報告


D-Wave Quantum Inc.(NYSE: QBTS)は、量子最適化の取り組みからの投資収益率(ROI)に関するビジネス上の期待を明らかにする新しい調査結果を発表しました。D-Waveの委託によりHyperion Researchが実施したこの調査では、300人以上の商用量子コンピューティング企業の意思決定者を対象にアンケートを実施しました。その結果、量子コンピューティングを積極的に利用している企業は、量子最適化イニシアチブへの投資に対して10倍から20倍のROIを期待していることが示されました。これには、年間300万ドル(4億5000万円相当)から600万ドル(9億円相当)の投資に対して、ユーザーあたり6000万ドル(90億円相当)から6500万ドル(97億5000万円相当)の利益が期待されており、合計で最大515億ドル(7兆7250億円相当)のプラスの財務的影響が見込まれています。

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