QuEra、ハーバード大学、MITの研究者らが中性原子量子コンピュータで論理レベルのマジック状態蒸留を実証


QuEra Computingハーバード大学、そしてマサチューセッツ工科大学 (MIT)の研究者チームが、論理量子ビットのみで実行されるマジック状態蒸留の最初の実験的実証を発表しました。この研究は「論理マジック状態蒸留の実験的実証」と題され、現在Natureのウェブサイトで公開されています。マジック状態は、非クリフォードゲートの実行を可能にするため、ユニバーサルでフォールトトレラントな量子コンピューティングに必要なリソース状態です。マジック状態蒸留は、不完全なマジック状態を高忠実度のバージョンに洗練するように設計された量子プロトコルです。

ここから先は

691字

有料会員になれば全ての記事を読むことができます。