OVHcloud、PasqalのQPU-as-a-Serviceを提供し、2027年までに量子インフラを拡張


OVHcloudは、2025年9月からQuantum Cloudプラットフォームを通じて量子プロセッシングユニット(QPU)の提供を開始することを発表しました。最初は、中性原子技術をベースとしたPasqalの100量子ビットOrion Betaシステムからとなります。この展開は、フランス国内の量子技術の導入とエコシステムの発展を促進するために設計されたフランスの国家イニシアチブであるAQUILAプログラムにおける同社の選定を受けたものです。QPUは、従量課金制のQuantum-as-a-Service(QaaS)モデルで提供され、2025年末までに追加システムが導入され、2027年までに少なくとも8つのQPUが導入される予定です。そのうち7つはヨーロッパ製となる予定です。

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