QuEra、日本初のオンプレミス量子コンピュータを産総研に導入、日本のハイブリッド量子インフラを推進


QuEra Computing(クエラ・コンピューティング)は、ボストンにある自社ラボ以外で初の量子コンピュータを設置し、日本の国家量子開発における重要なマイルストーンを打ち立てました。このシステムは、ゲートベースの中性原子量子コンピュータであり、現在、つくばの産業技術総合研究所(産総研、AIST)で稼働しています。

この導入は、量子およびAI研究に焦点を当てた日本の新しいG-QuATセンターを支援し、NVIDIAを搭載したスーパーコンピュータABCI-Qと並ぶハイブリッドプラットフォームの一部を形成します。この組み合わせは、創薬、気候モデリング、ロジスティクス最適化などの分野でのアプリケーションを推進するように設計されており、日本の国家量子戦略に沿ったものです。

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