DiraqとFermilab、ダークマター探索を支援する5年間の量子センシングに関する共同研究を開始


DiraqFermilab(フェルミ国立加速器研究所)は、米国エネルギー省のQuantISED(量子情報科学による発見)プログラムの下、高エネルギー物理学のための新しい量子センサー・プラットフォームを開発するための複数機関による共同研究を発表しました。Quandarumと名付けられたこの構想は、Diraqの特許取得済みシリコンスピン量子ビット技術とFermilabの極低温「スキッパー」アナログ-デジタル変換器(ADC)を統合することで、アクシオンなどのダークマター候補の検出に焦点を当てています。このセンサーは、感度を高めるために量子特性を活用し、従来のセンシングシステムの能力を超えることを目指しています。

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