Multiverse Computing、サンフランシスコに米国新オフィスを開設

Multiverse Computing（マルチバースコンピューティング）は、量子AIソフトウェアのリーダー企業として、サンフランシスコに新オフィスを開設し、米国市場への進出を果たしました。この新拠点では、米国企業や政府機関向けに、Multiverseの量子およびAIベースのソリューションの採用を加速することを目指しています。最近、営業担当副社長に任命されたクリス・ザハリアス氏が米国オフィスの責任者を務め、複数のテクノロジースタートアップで営業管理の豊富な経験を生かします。

Multiverse Computingは、AI最適化ソフトウェアCompactifAIの開発を支援する2024 AWS Generative AI Acceleratorプログラムにも選出されました。このツールは、量子に着想を得たテンソルネットワークを利用して、大規模言語モデルを最適化し、より小さく効率的なバージョンを作成します。これにより、AIモデルのトレーニングと実行に伴うエネルギー需要とコストを削減できます。同社は、12月にラスベガスで開催されるAWS re:Invent 2024イベントで、その進歩を披露します。