Ephosが850万ドル(約12億円)のシード資金を調達し、ミラノに製造施設を開設


Ephosは、ガラスベースのフォトニックチップのリーディングメーカーとして、850万ドル(約12億円)の資金調達ラウンドと、ミラノに最先端の研究・製造施設を開設し、事業を大幅に拡大することを発表しました。この施設は、ガラスベースの量子フォトニック回路の製造に特化した世界初の施設です。この資金調達には、欧州イノベーション評議会(EIC)と北大西洋条約機構(NATO)の防衛イノベーションアクセラレーター(DIANA)からの出資が含まれており、Ephosは1,300件以上の応募者の中からわずか10社が選ばれました。また、2段階にわたって45万ユーロ(約500万ドル)の非希薄化資金を受け取ります。

シードラウンドはStarlight Venturesが主導し、Collaborative FundExor Ventures2100 VenturesUnruly CapitalGreen Sands EquitySilicon Roundabout VenturesClub degli Investitori、およびエンジェル投資家が出資しました。この資金調達により、製造と製品イノベーションの中心拠点となるミラノイノベーション地区(MIND)にEphosの新施設の立ち上げが加速されました。この拡大はEphosの成長における重要なマイルストーンであり、独自のチップ製造技術を拡大し、量子技術業界におけるパートナーシップを拡大する能力を提供します。この資金は、サンフランシスコのEphosチームの成長もサポートします。

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