EDF、クアンデラ、アリス&ボブ、CNRSが610万ユーロ(約6億5420万円)のプロジェクトで量子コンピューティングのエネルギー効率向上に取り組む


EDFは、クアンデラアリス&ボブCNRSと提携し、「量子回路のエネルギー最適化」(OECQ)という画期的な610万ユーロ(約6億5420万円)のプロジェクトに着手しました。このプロジェクトは、フランス2030からBpifranceを通じて最大450万ユーロ(約4億8700万円)の助成金を受けています。OECQの主な目的は、量子コンピューティングシステムのエネルギー効率を評価し、従来の高性能コンピューティング(HPC)手法と比較して向上させることです。この取り組みは、最適化、物理シミュレーション、材料科学などの現実世界のアプリケーションにおける量子プロセッサのエネルギー要件を定量化する上で重要なマイルストーンとなります。

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