PsiQuantum、アルゴリズムのハードウェア要件をエンドユーザーが理解するのに役立つ量子リソース見積もりツールを導入

4月末に、PsiQuantumが、オーストラリアの連邦政府とクイーンズランド州政府から9億4000万オーストラリアドル（6億2000万米ドル）の資金提供を受け、オーストラリアのブリスベンに100万個の物理量子ビットのエラー訂正量子コンピューターを構築すると報告しました。そして、シカゴ・サンタイムズのウェブサイトに掲載された別のレポートでは、PsiQuantumがシカゴランド地域に同様のサイトを建設することを検討しているという噂が説明されています。これらのプロジェクトに関連する可能性のあるすべての技術的、政治的、財務的リスクに加えて、もう1つのリスクは、このコンピューターが利用可能になったときにユーザーコミュニティがすぐにこのコンピューターをフル活用できるかどうかという問題です。マシンが使いにくかったり、ユーザーコミュニティが最適な使用方法を理解するのに多くの時間を必要とする場合、これらの政府に対するこの投資の利益はそれほど良くありません。

PsiQuantumは、このリスクを2つの方法で軽減するために取り組んできました。まず、同社は、特定のアプリケーションを将来のマシンでどのように実行できるかを調べるために、いくつかの初期パートナーと緊密に協力してきました。同社がパートナーシップを発表した組織には、三菱ケミカル、三菱UFJフィナンシャルグループ、DARPA、英国のハートリーセンター、メルセデス・ベンツ、Qunasysなどが含まれます。