Zurich Instruments、パラメトリック・アンプ・コントローラーを発表

日付:2022-08-08 提供:Quantum Computing Report 翻訳:Hideki Hayashi


Zurich Instruments Parametric Pump Controller. Credit: Zurich Instruments ]


量子コンピュータを構築する上で、可能な限り低いレベルのノイズを得ることが重要であることはご存じの通り。そして、エンジニアが注目する重要な分野の1つが、測定のために量子ビットの状態を読み出す回路である。このため、超伝導やスピン量子ビットのプロセッサーを設計する技術者は、読み出した信号を検出した後に増幅するパラメトリック増幅器を選択することができる。パラメトリック増幅器は、従来のトランジスタ増幅器のように熱雑音を発生させる抵抗素子を使用せず、バラクタ・ダイオードで容量を変化させて動作させるため、雑音指数を大幅に低減することができる。その結果、量子ビットの状態を読み出す際のノイズが低減され、測定の信頼性が向上し、誤差が少なくなる。


Zurich Instrumentsは、パラメトリック増幅器の使用を容易にするため、それに必要なポンプ信号とアクティブポンプトーンキャンセルを生成するパラメトリック増幅器コントローラSHFPPCを発表した。これは、下図に示すように、超伝導またはスピン量子ビットベースのプロセッサにおいて、同社のSHFQA量子アナライザまたはSHFQCキュービットコントローラと連動することを意図している。


Diagram of How a Parametric Amplifier is Used in a Quantum Processor. Credit Zurich Instruments ]


Diagram Showing How the SHFPPC Would Be Used in a Quantum Processor. Credit Zurich Instruments ]


このユニットは、2または4チャンネルのいずれかに対応しているが、最近の設計の多くは読み出しチャンネルごとに複数の量子ビットを持つようになっているため、この技術で読み出し可能な量子ビットの数はより多くなるだろう。この新製品に関するその他の情報は、Zurich Instrumentsのニュースリリース、製品説明のページとビデオ、およびデータシートを参照。