Quix、量子ドット光源用の20モード量子フォトニックプロセッシングチップを欧州プロジェクト「PHOQUSING」に提供

日付:2022-05-19 提供:Quantum Computing Report 翻訳:Hideki Hayashi

Quix 20 Mode Quantum Photonic Chip. Photo Credit: PHIX bv

 年初にQuixに関する記事を書いている。同社が量子ドット光源に対応した近赤外波長域(900-970nm)に最適化した12モードのフォトニックチップを開発したという内容であった。Quixは今回、より大きな20モードのバージョンを開発し、ヨーロッパの「PHOQUSING」研究プロジェクトに納品したことを発表した。PHOQUSINGは、欧州連合の「Horizon 2020 研究・イノベーションプログラム」の助成を受けたプロジェクトである。ローマのSapienza大学がコーディネートし、予算は約330万ユーロ(約4.4億円)。


 本プロジェクトでは、古典過程と量子過程を組み合わせたハイブリッド計算モデルを用いて、有用な量子計算の開発を進めている。量子の部分は、線形光干渉計で作成した確率分布からサンプルを抽出する光量子サンプリング技術を利用している。本件は、PHOQUISINGホームページで公開されているニュースリリースに詳しい。