OVHCloud、AtosおよびQuandelaと提携し、追加でQuantumサービスを提供

日付:2022-06-20 提供:Quantum Computing Report 翻訳:Hideki Hayashi

 先月マガジンで、PasqalがOVHCloudと提携し、Pasqal 100量子ビットの中性原子プロセッサへのベータアクセスを提供開始したことをお伝えした。OVHCloudは今回、Atosの量子エミュレータと、Quandelaのオープンソース光QPUシミュレータ「Percival」のサポート追加を発表した。OVHCloudは、ヨーロッパ最大のクラウドホスティングサービスで、19カ国32カ所のデータセンターで30万台のサーバーを保有している。


 Atosは、量子学習マシン(QLM)というハードウェア製品を提供しており、これはオンプレミスでインストールできるスタンドアロン製品。今回、クラウドアクセスによる利用方法を提供することで、より多くのユーザに利用提供することになった。Atos QLMは、ゲートモデル、アニーリングモデル、アナログモデルの3種類の量子プロセッサーをシミュレートでき、ゲートレベルの問題では最大38量子ビット、量子アニーリング問題では5,000以上の量子ビットをエミュレートすることが可能だ。Atos QLMのサポートを発表したOVHCloudのニュースリリースは、こちらから。


https://corporate.ovhcloud.com/en/newsroom/news/atos-ovhcloud-quantumpartnership/


 Quandelaは、フォトニックプロセッサーに取り組んでおり、年内にOVHCloudを通じてサービス提供する予定になっている。それまでの間ユーザーは、Percivalツールでソフトウェアのシミュレーション、モデル化、テストを行うことができ、ハードウェアが利用可能になったときにすぐに使えるよう準備しておくことができる。QuandelaによるOVHCloudとの提携の発表は、こちらのツイートで確認できる。


https://twitter.com/Quandela_SAS/status/1536699929103581184