NEC:ParityQC社(オーストリア)のLHZ方式を用いた量子アニーラーを開発

日付:2022-03-26 提供:Quantum Computing Report 翻訳:Hideki Hayashi

[ LHZ scheme unit cell (left) and diagram of scaled up architecture (right). Credit: NEC. ]


NECは、2023年までに量子アニーリングプロセッサの開発を目標としている。


アーキテクチャは、ParityQC社が提供する、LHZ(発明者であるLechner、Hauke、Zollerに由来)という超伝導パラメトロン量子ビットを用いた、完全連結型を採用する予定だという。LHZユニットセルは、4つの量子ビットとそれらを接続する中央結合回路を備えている。


上の図のようにこのパターンは、複数のタイルにより、多くのセルを繋ぐことができる。NECは、3D製造プロセスにおいてデバイスを構築し、外部機器と接続する予定だ。同社は、LHZセルと3D製造プロセスを使い、小さな構造体を作り、現在これをスケールアップして大きなマシンを実現しようとしている。この量子アニーリング・マシンの開発は、政府機関であるNEDO(新エネルギー・産業技術総合開発機構)の「革新的AIチップ・次世代コンピューティング技術開発プロジェクト」の一環として行われているものである。


本プロジェクトの進捗・詳細については、NECのホームページで公開されているニュースリリースを確認してほしい。



※参考

◆NEC

https://www.nec.com/


◆ParityQC

https://parityqc.com/


◆NEDOの「革新的AIチップ・次世代コンピューティング技術開発プロジェクト」

https://www.nedo.go.jp/english/activities/activities_ZZJP_100123.html


◆NECのニュースリリース

https://www.nec.com/en/press/202203/global_20220317_01.html