IonQ、AriaプロセッサをMicrosoft Azureで利用可能に

日付:2022-08-19 提供:Quantum Computing Report 翻訳:Hideki Hayashi

IonQ Ariaプロセッサは、第5世代プロセッサで、同社のイオントラップ技術により、およそ20数個の量子ビットをサポートしている。このプロセッサの開発には、2年以上前から取り組んでおり、2020年10月に初めてプレスリリースで言及された。今年初めには、Hyundai自動車やGEリサーチなど一部の顧客を対象にプライベートベータ版を公開していたが、今回、Microsoft Azure Quantumクラウドで一般公開された。Azure上で利用できるIonQプロセッサは、これが2台目である。最初のIonQプロセッサーは、同社の11量子ビットのHarmonyシステムだった。


Ariaプロセッサの特徴は、非常に高い品質の量子ビットの性能にある。IonQは、Algorithmic Qubits(#AQ)と呼ぶ独自の量子ビット品質指標を売り物にしており、Ariaがこの指標で23という最高値を達成したことに注目している。彼らはまた、先月発表されたこのデータで下の表に示すように、いくつかの低レベルの性能指標を提供した。





IonQは、Azure Quantumを通じてAriaの月額利用権を購入したお客様に対して、プレミアムオンボーディング、コンサルティング、テクニカルサポートを提供する。AWS BraketおよびGoogle Cloudともに提携しており、これらのサービスを通じて、以前のHarmonyシステムを利用可能だ。今はまだ、この2つのサービスではAriaシステムへのアクセスはできないが、IonQは将来的にこれを変更する計画を立てているだろう。


AriaのMicrosoft Azure Quantumでの提供に関する追加情報は、IonQが提供するこちらのプレスリリースを。また、Ariaについてより詳しく説明した2つのブログが公開されており、ブログのパート1はこちら、パート2のリンクはこちらから。