Formfactorは、半導体試験計測のリーディングサプライヤー。同社は今回、JanisULTから無冷媒の希釈冷凍機(DR)製品ラインを買収した。この製品は、冷却性能の異なる「JDry-250」「JDry-500」「JDry-600」の3モデルで構成され、現在すでに、即日出荷を開始している。この買収によりFormfactorは、米国最大の希釈冷凍機メーカーとなった。
この冷凍機は、10ミリケルビン以下の温度まで冷却することができ、量子市場向けに、FormFactorが提供する他の製品(高スループットのウェハ、およびチップスケール低温プローバ、量子ビット事前スクリーニング用断熱消磁冷蔵庫(ADR)、低温RFおよびDCプローブインターフェース、先端低温研究所での低温テストサービス)と合わせて使用されていく。これらの製品に関する詳細な情報は、プレスリリース、およびFormFactorサイトの製品カタログを参照。