CQE(シカゴ量子取引所)と東芝、シカゴ地区における量子ネットワークの初期導入完了

日付:2022-06-19 提供:Quantum Computing Report 翻訳:Hideki Hayashi

[ Diagram of the Current Configuration and Nodes of the Chicago Quantum Network. Credit: Chicago Quantum Exchange ]


 4月のマガジンで、Chicago Quantum Exchange(シカゴ量子取引所)と東芝が、アルゴンヌ国立研究所とシカゴ大学を結ぶ35マイル(56km)の量子リンクを構築していることをお伝えした。いよいよこのリンクが完成し、アルゴンヌが以前から設置していた89マイル(144km)の量子ループに加え、総延長124マイル(200km)のネットワークとなり、現在米国で展開されている量子ネットワークとしては最大のものとなった。この拡張ネットワークは、イリノイ州レモント郊外のアルゴンヌと、シカゴの南側にあるシカゴ大学、およびCQEのノードを含む、6つのノードから成っている。このネットワークは、量子鍵配送研究のためのテストベッドとして、また、遠隔地の量子コンピュータや量子センサーを接続するためのネットワークとして利用されていく。


 今回のネットワークを起点とし、さらに拡張は続いていく。将来的には、約120マイル(約193km)離れたシャンペーン・アーバナにあるイリノイ大学などへも広がる予定である。本ネットワークの詳細および本ネットワークを用いた研究活動の計画については、シカゴ大学のサイトに掲載されているプレスリリースを参照。


https://news.uchicago.edu/story/chicago-quantum-network-argonne-pritzker-molecular-engineering-toshiba