CUCO (CUantica COmputacion) コンソーシアムへの参加は、7つの民間企業(Amatech、BBVA、DAS Photonics、GMV、Multiverse Computing、Qilimanjaro Quantum Tech、Repsol)、5つの研究センター(BSC、CSIC、DIPC、ICFO、Tecnalia)、公立大学 UPV(バレンシア政治大学) となっている。
エネルギー問題や金融、宇宙、防衛、そして物流などの産業への量子技術の応用可能性を研究する予定だ。このプロジェクトは、スペイン科学技術省の「復興・変革・強靭化計画」の下、技術開発のための公的資金提供機関であるCDTI(Centro para el Desarrollo Tecnológico Industrial:産業技術開発センター)の資金援助を受けて実施されるものだ。投入される資金は580万ドル(約6.6億円)で、期間は2年間の予定だが、後に延長する可能性もあるとしている。
主な活動は、スペイン経済における量子コンピューティングの関連するユースケースを特定すること、さらに量子的な利点を提供できるかどうかを示す概念実証を行うことである。詳細については、Multiverse Computingのウェブサイトに掲載されているニュースリリースを参照。
※参考
◆Ministry of Science and Innovation:スペイン科学技術省
◆CDTI
◆Multiverse Computingのウェブサイトに掲載されているニュースリリース