トレンド:2022年、新型量子コンピュータ、冷却原子の市場投入がいよいよ本格化

日付:2022-01-17 提供:Quantum Computing Report 翻訳:Hideki Hayashi

こんにちは、いち早くトレンドをお届けするblueqatの湊でございます。現在量子コンピュータ業界界隈でとても騒がしい方面があります。それが「冷却原子」です。これは量子コンピュータとしては市場投入間近の新型となります。以前ざっくりと装置関連の記事は出しましたが、https://www.quantumbusinessmagazine.com/post/_atom 現在米国と欧州を中心に量子コンピュータ企業の再編や人材の移動が進んでおり、その中心にあるのが冷却原子型の量子コンピュータ企業となっていて、QuErahttps://www.quera.com/ Cold Quantahttps://coldquanta.com/ Atom Compuinghttps://atom-computing.com/quantum-computing-technology/ Pasqalhttps://pasqal.io/ 基本的には原子を利用してレーザーで制御するタイプになっていて、量子状態の保持が長い、原子単体を使うので量子ビットの品質ばらつきが少ないのでエラーが小さい、量子ビットをたくさん用意できるというのが特徴となっています。これまでの量子ゲート方式は数十から100くらいの量子ビットが基本でしたが、冷却原子・中性原子方式では100-1000量子ビットくらいがターゲットとなっています。過去のQuantum Business Magazineの記事では、米QuEra社、256 量子ビットの量子シミュレータを発表、1700万ドル(約20億円)の資金調達https://www.quantumbusinessmagazine.com/post/quera ColdQuanta社の100量子ビットコンピューター「Hilbert」が、Strangework社のBackstage Passプログラムでアクセス可能にhttps://www.quantumbusinessmagazine.com/post/coldquanta 特集:米国で登場間近、最新型冷却原子量子コンピュータに搭載の装置メーカー一覧を紹介。https://www.quantumbusinessmagazine.com/post/_atom コラム:2022年の展望 量子ハードウェア ⑨ 中性原子 シリコンスピン ダイヤモンド Cat qubitshttps://www.quantumbusinessmagazine.com/post/2022outlook-9 PasqalとQu&Coの合併についてhttps://www.quantumbusinessmagazine.com/post/pasqal-qu-co 新人事の発表:IonQ社とColdQuanta社の経営陣が追加されるhttps://www.quantumbusinessmagazine.com/post/ionq-coldquanta 現状人材の流動性は高く、最新の企業からの人材獲得に各社成功している。また、オランダの企業を合併するなど欧州でのPasqalの動きなどかなり積極的である。多くの有力企業が投資を行っているので、IonQに続いて株式市場に早々に登場もなくもない状況となっている。アナログ量子シミュレータ(量子アニーリングのようなもの)と汎用量子ゲートの両方を単一のマシンで実装できるので、その点の発展性もかなり注目度が高い。100-1000量子ビット越えマシンの登場も近いのでぜひ予習して備えておきたい分野である。以上。