リゲッティ・コンピューティング、1,000量子ビット達成に向け英国に1億ドル(約150億円相当)投資を発表


リゲッティ・コンピューティング(Nasdaq: RGTI)は、英国での事業拡大のため、最大1億ドル(約150億円相当)の投資を約束しました。これは同社にとって米国以外では初の大型資本投資となります。主な目標は、今後3年から4年以内に1,000量子ビットを超える量子コンピューティングシステムの展開です。この動きは、同分野における英国の世界的リーダーとしての地位を確保することを目指す、英国政府の新たに設立された20億ポンド(約3,800億円相当)の国家量子戦略と直接的に連携するものです。英国のテクノロジー担当大臣であるリズ・ケンドール氏は、この投資を、2030年代初頭までに大規模な量子システムを調達するという政府のコミットメントに対する「信頼の表明」と位置づけました。

この投資の戦略的ロードマップは、2035年までに「テラクォップ」(1兆量子演算)を達成することに焦点を当てています。リゲッティのCEOであるスボド・クルカルニ博士は、英国がオンプレミスでの研究開発とエンドユーザーとの関与に注力していることが、耐故障性アーキテクチャのスケーリングに向けた「明確な道筋」を提供していると強調しました。このスケーリングには、リゲッティ独自のチップレットベースの技術が活用されます。この技術により、複数の小型プロセッサユニットをタイル状に組み合わせることで、個々のコンポーネントのコヒーレンスやゲート速度を犠牲にすることなく、量子ビット数を増やすことが可能になります。

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